‪‬♡NAH LAND♡




『ニンゲン様とは加減が違うんだよ。俺らの世界じゃこれくらいフツーのじゃれあいだって』



悪びれもせず笑うポピィ。


おい!


いやいやいや、どこがちょっとなわけ?


舌掴むのも、撃つのも、キスも、ぜんぶぜんぶおふざけとか信じられないし!


乙女のくちびるを簡単に奪っちゃってさ!


ムカつく背中を睨んでいると、視界の端で成生くんが動きを見せた。


銃口を軽く持ち上げたとおもえば



──ダンッ



ポピィの膝を撃ち抜いた。


おどろきで心臓が飛び跳ねる。



『!……てめ……っ』



よろけたポピィが壁に手をつく。


真っ赤な衣装を着ているけど、撃たれた片膝の部分にはまあるく濃いシミが広がっていって、床に血溜まりを作った。



「これくらいフツーのじゃれあい、だったよな?」



──ダンッ、ダンッ


たて続けに2発、ポピィの片膝を撃つ成生くん。



「ならこれも、おまえにとってはなにも問題ないはずだ」



それは私がポピィに撃たれた右膝とまったく同じ位置。


執拗な攻撃は見ていられなかった。


計3発も食らったポピィは、さすがに息を荒くして膝を押さえている。