‪‬♡NAH LAND♡



ポピィの動きがぴたりと止み、覆い被さっていた体が静かにうしろを振り返る。


ひらけた視界の先には、成生くんが立っていた。



その眼光には底冷えするような怒気が滲んでいて、わたしに向けられたものではないと分かっていてもゾッとする。


客観的に見るととんでもない状況だよね……。


足から大量の血を流したクラスメイトが、道化師に乗りかかられているんだもん。


いくら成生くんでもきっとスルーはできない事案。



「もう一度だけ言う。ベンタから離れろ」



成生くんはそう告げると、ベッドの上に転がる銃を拾い、その銃口をポピィにかざした。



「離れないのなら、これでおまえを殺す」



慈悲の感じられない冷酷なまなざしに、唾を飲んだ。


こわい。


まるで成生くんじゃないみたいだ。