「鈴!蘭!」
お母さんの声がして、私は天を振り仰いだ。
尊とお姉ちゃんとしっかり手を繋いだまま、身体はどんどん上へと昇って行く。
やがて手を伸ばしているお父さんとお母さんに腕を掴まれ、グイッと引き上げられた。
勢い余って地面に倒れ込んだ私達を、お父さんとお母さんが強く抱きしめる。
「良かった!みんな無事か?尊くんも?」
「はい、大丈夫です」
尊が答えると、お父さんはホッとしたように肩の力を抜く。
お母さんは涙を流しながら、私達をひたすら抱きしめていた。
「大丈夫だった?酷い目に遭ったりしなかった?」
お母さんの言葉に、私は大きく首を振る。
「全然。とっても素敵な時間だったよ」
え?と、お母さんはお父さんと顔を見合わせて首をひねる。
私はお姉ちゃんと尊に笑いかけて、3人で頷き合った。
お母さんの声がして、私は天を振り仰いだ。
尊とお姉ちゃんとしっかり手を繋いだまま、身体はどんどん上へと昇って行く。
やがて手を伸ばしているお父さんとお母さんに腕を掴まれ、グイッと引き上げられた。
勢い余って地面に倒れ込んだ私達を、お父さんとお母さんが強く抱きしめる。
「良かった!みんな無事か?尊くんも?」
「はい、大丈夫です」
尊が答えると、お父さんはホッとしたように肩の力を抜く。
お母さんは涙を流しながら、私達をひたすら抱きしめていた。
「大丈夫だった?酷い目に遭ったりしなかった?」
お母さんの言葉に、私は大きく首を振る。
「全然。とっても素敵な時間だったよ」
え?と、お母さんはお父さんと顔を見合わせて首をひねる。
私はお姉ちゃんと尊に笑いかけて、3人で頷き合った。



