「そっちこそどーなの。こころちゃんの隣」
「どうって、なにが?」
「こころちゃんすっごく可愛いしドキドキしちゃってるんじゃないの?だめだよ、親友の彼女なんだから」
「親友の彼女だからだめなの?」
「そりゃそーでしょ」
「嫉妬するからじゃなくて?」
「嫉妬?」
「ゆめが嫉妬するからだめって言って欲しいなぁ」
「ないない。ないよ」
「はー…なーんで俺、こんなハードモードな恋愛してんだろ」
「ね。ほんとにね」
「つめた…」
「でもこころちゃんと楽しそうにしてたじゃん。教科書に落書き?しあって。けっこう目立ってたよ」
「え、マジー。注意してよ」
「なんで私が…」
「ねぇでもそれがさ、嫉妬なんじゃないの?」
「だからそんなわけ。ゆうれいとこころちゃん、お似合いだと思うけどなー………って、今のは無し。かっちゃんに対して失礼だったわ」
「ほんとそれ…、もだし、結局風のことばっか気にすんだな」
「ごめん」
「風とのことで浮き沈みあんましなくなったらさ、俺んとこにも来なくなったよね?」
ゆうれいの髪が風に揺れる。
九月に入ってからゆうれいの髪色は明るめのブラウンになった。
金髪も似合っていたけれど、
秋らしくていいと思う。
「どうって、なにが?」
「こころちゃんすっごく可愛いしドキドキしちゃってるんじゃないの?だめだよ、親友の彼女なんだから」
「親友の彼女だからだめなの?」
「そりゃそーでしょ」
「嫉妬するからじゃなくて?」
「嫉妬?」
「ゆめが嫉妬するからだめって言って欲しいなぁ」
「ないない。ないよ」
「はー…なーんで俺、こんなハードモードな恋愛してんだろ」
「ね。ほんとにね」
「つめた…」
「でもこころちゃんと楽しそうにしてたじゃん。教科書に落書き?しあって。けっこう目立ってたよ」
「え、マジー。注意してよ」
「なんで私が…」
「ねぇでもそれがさ、嫉妬なんじゃないの?」
「だからそんなわけ。ゆうれいとこころちゃん、お似合いだと思うけどなー………って、今のは無し。かっちゃんに対して失礼だったわ」
「ほんとそれ…、もだし、結局風のことばっか気にすんだな」
「ごめん」
「風とのことで浮き沈みあんましなくなったらさ、俺んとこにも来なくなったよね?」
ゆうれいの髪が風に揺れる。
九月に入ってからゆうれいの髪色は明るめのブラウンになった。
金髪も似合っていたけれど、
秋らしくていいと思う。



