皇帝陛下がやっぱり離縁したくないと言ってくるのですが、お飾り妃の私が伝説の聖女の生まれ変わりだからですか?

だから花壇のスペースだけはあったのだ。


「土や種の手配をしておこう」
「お忙しいのによろしいのですか?」
「サシェの礼だ」
「ありがとうございます!」


うれしさのあまり手を叩きそうになったが堪える。それでも顔が綻ぶのは止められず、満面の笑みになった。