[take6 Nanamori]

ななもり:「りーり‼︎」

ぎゅっ(後ろからハグ)

「ふぇぇっ⁉︎⁉︎な、なな兄ぃっ⁉︎」

ななもり:「ねー、ケーキ食べに行かない?」

・・・

「…え?いいけど、みn…」

モゴッ(莉梨の口に手を当てる)

ななもり:「しぃーっ‼︎2人がいいんだ。さ、行こう?」

「わ、かった!」

〜ケーキ屋〜
「うわぁっ…すっごく美味しそうっ‼︎」

ななもり:「ふふふ」

店員:「ご注文はお決まりになられましたか?」

「あぁ、はい‼︎えっと、私は、苺とラズベリーのショートケーキで!」

ななもり:「俺は、このモンブランで!」

店員:「ふふっ。はいっ。お2人ともお似合いですね♪」


え⁉︎

ぶわっと顔が熱くなっていくのを感じた。

「ちがっ…」

ななもり:「いや、今はまだなんですけど、これから落とすつもりなので。」

〜っ⁉︎

店員:「きゃぁ〜‼︎かっこいいですねぇ‼︎頑張ってください‼︎応援してます!では、ごゆっくり〜‼︎」

「ちょ、ななn…」

ななもり:「今行った事、本気だから。」

〜え?
う、ウソっ…‼︎

店員:「お待たせ致しました‼︎ラズベリーと苺のショートケーキと、モンブランです!では!」

「い、いただき、ますっ…。もぐもぐ…お、美味しいっ‼︎‼︎」

ななもり:「ふふっ。良かったね。莉梨。…ん?莉梨、クリームが口についてる(笑)」

「えっ⁉︎どこっ⁉︎」

ななもり:「こーこ」

スッ(顔についたクリームをとる)

ペロッ(とったクリームを舐める)

「あっ…ちょ‼︎何で、舐めてんのっ‼︎」

ななもり:「ふふ。甘いね。」

むぅっ

「も、もうっ!からかわないでっ‼︎ご、ご馳走様でしたっ。」

…ズキっ‼︎
うわ、もしかして…

ななもり:「さ、帰ろっ!って、莉梨?」

うぅ…
やっぱり…。

「ったたぁ〜…。靴擦れしちゃったかもっ…。」

ななもり:「え⁉︎大丈夫?じゃ、はいっ!」

ななも兄がかがんだ。
え⁉︎これって…

おんぶじゃ…

「えっ?」

ななもり:「はいっ!乗って‼︎」

〜‼︎
ぅ…

「わ、わかったっ…。」

「…」

ななもり:「莉梨?痛いの痛いの飛んでけ〜っ‼︎(笑)」

「ちょ!恥ずかしいよっ‼︎」

私達は、楽しく笑い合いながら帰った。
ケーキ、美味しかったなぁ。