[take2 Rinu]
「ふぅ〜っ!美味しかったぁ。ごちそうさまでしたっ‼︎今から何しよっかなぁ〜。」

莉犬:「りーり…ちょっと、2人きりで話したい事があって。いい?」

「あ、うんっ‼︎いいよ。」

〜莉梨の部屋〜

「それで、話ってなぁに?莉犬兄。」

後ろを振り返った瞬間…

スッ

突然莉犬兄に手首を掴まれた。

「っ⁉︎莉犬兄…?」

ばたんっ‼︎

私は手首を掴まれたまま、押し倒された。
莉犬兄は、私に覆い被さった。

…⁉︎

莉犬:「…っ、お、俺のことっ、恋愛対象として見てよ…。」

れ、れんあいたいしょう⁉︎

「〜っ⁉︎やだっ…莉犬兄、はなし、て…」

莉犬:「悪い子にはお仕置きが必要みたいだね‼︎りーり。」

「っ⁉︎りいぬ、兄…‼︎」

莉犬:「じゃ、覚悟してね?りーり?」

「…やめて‼︎莉犬兄っ‼︎」

莉犬:「…」

突然莉犬兄の動きが止まった。

…へ?

莉犬:「も〜…、そんなに嫌がられたらできないじゃんっ。ま、いっか。でも、次はこれだけじゃ済まないからね〜っ‼︎」

…ガチャ
ばたん


…よ、良かったぁ。
助かった…。

莉犬兄、恐るべし‼︎
も、もう下降りよっ‼︎

ぱたぱたぱた…

ジェル:「皆攻めてるんやな。じゃ、俺も莉梨に好きになってもらわんとヤバいなぁ。」