〜次の朝〜
[take1 Satomi]

「…ふぁ〜っ。ん〜っ、よく寝たっ‼︎」

さとみ:「おはよ、莉梨。今日もかわい…。」

…え?
何で私の部屋にいるんですか?
まだ朝の5時ですよ…?
普通さと兄なら起きれないでしょ‼︎

「ほぇぇっ⁉︎さと兄ぃ、何言って…」

ドンッ‼︎

「きゃっ‼︎」
突然さと兄に壁ドンをされた。

さとみ:「…」

「さ、さと兄…?」
恐る恐る聞くと、さと兄の顔が、私の顔に、どんどん近づいてきた。

もう、おでことおでこがぶつかっちゃうよ‼︎

「〜っ、さと兄っ、やめて…っ。」

さとみ:「や〜だね。」

さと兄が、悪魔に見えた。

もうすぐ唇と唇が重なる…‼︎というところで、さと兄が突然スッと離れた。

さとみ:「じゃね、俺のお姫様。早く俺に溺れなよ。」

…ガチャ
ばたん

〜っ
何、アレっ…‼︎

壁ドンされて…
キス寸前⁉︎
悪魔すぎ…

さと兄、どうしちゃったの⁉︎
あ、そうだ。した、降りなきゃっ!

ぱたぱたぱた…


莉犬:「さとちゃん、いきなりやってるし。俺も…もうそろそろ莉梨に伝えなきゃな〜。」
ふふっ。
莉梨はどんな可愛い顔をしてくれるのかな〜?楽しみっ‼︎