怜士さんの背中で、この幸せがずっとずっと続きますようにと、ずっと祈っていた。

愛しい人と、ずっとずっと一緒にいられますように……




この時、怜士さんがどんな顔で私を背負っているのか、私が知るはずもなかった。

彼が私の友達に友好的に接したのも、最後にいいところを見せようと必死で頑張っていたのかもしれない。