数年後——



白い綺麗なドレスに身を包まれた私は蓮くんとキスをする。

これから、2人で幸せな生活を築いていきたい。

蓮くんのご両親のような、素敵な夫婦になりたいななんて願いを込めて、嬉し涙を流しながら微笑んだ。

すると蓮くんも優しく微笑み返してくれる。


「桜、これからも僕がこの上ないぐらい、幸せにしてあげるからね」

「じゃあ私も、蓮くんをもっともっと幸せにするね!ずっとずっと、一緒にいてください!」

「そんなの当たり前だよ、生まれ変わっても一緒にいよう」



end