キケンな冷徹関西男子は独占して溺愛して、どうしても手放したくないようで。

 ありがたやありがたや……と拝みながら、ベッドに投げている服を写真にとって那奈に送る。

 そうすると、数秒しか経っていないのに既読がついてぴしゃりと言われた。

《断然上のほう。下のワンピはあんたに甘すぎてなし。》

「うぇぇ……ワンピース、ダメだった?」

 可愛いと直感で感じた、淡いベビーピンクのワンピース。

 ワンポイントのリボンが私のドストライクゾーンだったんだけど、即却下されて肩を落とす。

 そんな状態の私に、追い打ちをかけるように那奈の容赦ない言葉が飛んできた。

《夜優はあんまり甘くしすぎると、元々あんたふわふわおばかだからより甘くなるの。そうすると胸焼けする、つまり明暮に相当な思いさせちゃうんじゃないの?》

「お、おばか……。」

《だったら上のニットとハーフパンツ、レギンスのコーデがいいと思う。こっちは甘くなりすぎないし、ちょうどいいくらいに調和とれそうだし。悪い事は言わないからそっちにしなさい。》

「……了解、です。」

 私の呟きは悲しい事にスルーされ、バッサリと続きを言い切られる。