キケンな冷徹関西男子は独占して溺愛して、どうしても手放したくないようで。

「……信用するとでも?」

「信用してくれなくていいよ。私は君に、ただ休んでいってほしいだけ。」

 元気になってくれたらそれでいい。十分だ。

 気持ちが伝わればいいな、って思ってじーっと目を見る。

 その間はシーンとした静寂ばかりが広がって、段々と気まずくなっていく。

 ……この空気、どうしてくれよう。

 彼が口を開く気配はない。ならこの状況をどう打破するか……。

「……あんた、何歳?」

「へ?」

 悶々と考え込んでいた私に飛んできたのは、まさかのそんな質問。

 いきなりの事に驚きを隠せず、ぱちぱち瞬きを繰り返す。

 開いた口が塞がらない状態の私に、彼は催促するようにもう一度質問してきた。

「何歳なん、あんた。」

「うぇっ、えーっと、わ、私は……じゅ、17です! 2006年11月10日生まれの……。」

「そこまでは聞いてへん。……けどええわ、あんた俺より年上なんやな。」

 そう零した彼は、何か良い事を思いついたように口角を上げる。

 な、何故年齢を聞いたんだろうか……。