「お~き~な~さ~い~っ!!」
「い~や~だ~っ!!」
今日も今日とて、私……鈴賀夜優の朝は大声を出す事から始まる。
目の前にあるふっくら盛り上がっている布団を力いっぱいはぎ取ろうと、かれこれ10分。
もうそろそろ起きてほしいけど、起きる気配は全くないふっくら布団。
いや、ヤドカリじゃあるまいし起きてよ~っ!
「結凛ちゃん起きて~っ!」
「夜優ねぇやめて~っ! 朝日を浴びたくない~っ!」
「またそんな事言って……。」
午前7時。私が一生懸命になって起こそうとしている相手は、いとこの結凛ちゃん。
極端に朝に弱く、毎日のようにこんな掛け合いをしている私たち。
家がご近所だからまだ起こしに来れるけど、私が大学とかに入って起こしに来れなくなったらどうするんだろう……。
きっとこうして甘やかしてしまっているのが悪いんだろうけど……結凛ちゃんそろそろ自分の力で起きてほしいな、もう中3だよね。
高校に入ったらもっと朝早いのに、なかなか起きてくれなさそうな結凛ちゃんに困ってしまう。
「い~や~だ~っ!!」
今日も今日とて、私……鈴賀夜優の朝は大声を出す事から始まる。
目の前にあるふっくら盛り上がっている布団を力いっぱいはぎ取ろうと、かれこれ10分。
もうそろそろ起きてほしいけど、起きる気配は全くないふっくら布団。
いや、ヤドカリじゃあるまいし起きてよ~っ!
「結凛ちゃん起きて~っ!」
「夜優ねぇやめて~っ! 朝日を浴びたくない~っ!」
「またそんな事言って……。」
午前7時。私が一生懸命になって起こそうとしている相手は、いとこの結凛ちゃん。
極端に朝に弱く、毎日のようにこんな掛け合いをしている私たち。
家がご近所だからまだ起こしに来れるけど、私が大学とかに入って起こしに来れなくなったらどうするんだろう……。
きっとこうして甘やかしてしまっているのが悪いんだろうけど……結凛ちゃんそろそろ自分の力で起きてほしいな、もう中3だよね。
高校に入ったらもっと朝早いのに、なかなか起きてくれなさそうな結凛ちゃんに困ってしまう。