キケンな冷徹関西男子は独占して溺愛して、どうしても手放したくないようで。

 でも、聖来君と会わないで後悔しても知らない……って、意味が分からない。

 来歌君は聖来君のことを毛嫌いしてるみたいなのに、すぐに名前を出したのも変だなって感じた。

 ……ううん、これでいいんだ。

 体調管理くらいは自分でしなきゃいけないし、私には心配をかける権利もない。

 念の為買い置きしてる冷えピタでも貼って、今日はもう寝よう。



 んー、昨日よりましになった気がするけど、まだちょっとぼーっとするなぁ……。何でだろ、栄養とって早く寝たのに。

 自分の体の変化についていけていない私は、授業中もほとんど上の空だった。

 ……というか、段々と体が熱くなっていってるような気がしないでもない。

「夜優?」

「……うゆ……柚守君?」

「どうしたの、頬赤くない……?」

 そしてとうとう、お昼休憩中にダウンしてしまった。

 人がいないところで休もうとしていた時、ちょうど柚守君と鉢合わせて。

 それで安心したのか、一気に力が抜けてしまい柚守君にもたれかかるような体制になってしまった。