「夜優、寒そうだね。」
「ぴゃっ!?」
おもむろに声をかけられた反動はすさまじく、自分でも想定していなかったくらいの素っ頓狂な声が出た。しかも比較的大きな声で。
マッハで振り返るとそこには、私の学校の制服を着た柚守君が愉快そうに口角を上げている姿が。
正直のところ、びっくりした……という感想が一番に出てくると思っていた。
だけどすっと出てきたのは、もっと別の感嘆に似た何かで。
「す、凄い……うちの制服を、着こなしてる……。」
「凄い……?って、どういう事?」
私の感想の意味がよく分からなかったのか、小首を傾げてみせる柚守君。
男の子の中では長いほうのサラサラの髪の毛が肩にかかって、大人っぽく見えて……じゃなくて!
うちの学校の制服はあんまり公立校という事で、あんまり人気がない。私立に行った友達曰く、『公立は可愛くない、ダサい。青春重視だったらやっぱ私立っしょ!』らしい。
入学する前はその言葉の意味は、教えてくれた友達には悪いけどピンと来ていなかった。
「ぴゃっ!?」
おもむろに声をかけられた反動はすさまじく、自分でも想定していなかったくらいの素っ頓狂な声が出た。しかも比較的大きな声で。
マッハで振り返るとそこには、私の学校の制服を着た柚守君が愉快そうに口角を上げている姿が。
正直のところ、びっくりした……という感想が一番に出てくると思っていた。
だけどすっと出てきたのは、もっと別の感嘆に似た何かで。
「す、凄い……うちの制服を、着こなしてる……。」
「凄い……?って、どういう事?」
私の感想の意味がよく分からなかったのか、小首を傾げてみせる柚守君。
男の子の中では長いほうのサラサラの髪の毛が肩にかかって、大人っぽく見えて……じゃなくて!
うちの学校の制服はあんまり公立校という事で、あんまり人気がない。私立に行った友達曰く、『公立は可愛くない、ダサい。青春重視だったらやっぱ私立っしょ!』らしい。
入学する前はその言葉の意味は、教えてくれた友達には悪いけどピンと来ていなかった。

