キケンな冷徹関西男子は独占して溺愛して、どうしても手放したくないようで。

「で……柚守君いつになったら家に帰るの?」

「んー、もうちょっと夜優と一緒にいたいから……あと30分くらいしたら、かなー。」

「……もう20時前だよ?」

「心配しなくても大丈夫だよ、夜優の家にいるって事は母さんに伝えてあるし。」

 うー、それならいいんだけど……。

 現在時刻、19時45分。私の部屋にて、柚守君とのんびり雑談をしているところ。

 私はてっきり途中で柚守君とバイバイすると思って帰っていたんだけど、柚守君は「久しぶりに会ったから色んな話をしたい。」って言ってマンションにあげる事になったんだ。

 二人で仲良くカフェモカを嗜みつつ、積もる話をたくさんした。柚守君のアメリカでの話や、柚守君自身の話。

 半年と言えど聞きたい事はいっぱいあって、時間を忘れるほどに楽しかった。

 だから不安になって時間の事を尋ねたんだけど、気にも留めていないような柚守君は私を見てこてんと首を傾げた。

「それに、夜優ともうちょっと一緒にいたいし。……ダメ?」

「……ダメ、なわけじゃないよ。いいよ、連絡してあるんだったら。」