キケンな冷徹関西男子は独占して溺愛して、どうしても手放したくないようで。

 からかうような口調でもう一回尋ねてみる。

 そうすると、困ったような表情で夜優は俺を見つめてきた。

「ちょ、ちょっとだけほっぺた……ぷにぷにって、してただけで……け、決してやましい事をしようとしてたわけじゃないのっ……!」

「ほんまに?」

「うんっ、本当にっ……!」

 必死になって説明してくる夜優に、ますます意地悪をしたくなってくる。

 こんなんやばい、可愛すぎる。俺の理性試しとんのか?

 夜優に他意はないんやろうけど、そんな一生懸命になって返答されると我慢できるものもできなくなる。

 するもんじゃないって分かっとっても、考えるより先に行動に移しとった。

「夜優、可愛いのやめてーな。理性ぶっ壊れるで?」

「ひぁ……っ。」

「ん、その声もやめ。おかしなる。」

 右手で夜優の腰を抱いて、自分のほうに引き寄せる。

 そのせいで思ってもなかったような短い声が聞こえ、ほんまは抑えきれへん衝動を頑張って抑えた。

 左手で軽く頭を撫でて、額に唇を落とす。

 びっくりした夜優は体全体で反応した後、控えめに俺の胸板を押した。