キケンな冷徹関西男子は独占して溺愛して、どうしても手放したくないようで。

 ――……それだけは、絶対に避けなあかん。

 夜優と離れるなんて考えるだけで……、無理や。

 やっとこんだけ仲良くなれたんや、離れたくない。ずっと傍にいたい。傍にいさせてほしい。

 夜優……なぁ、俺のことどう思っとる?

 ベッドに腰を降ろし、布団の上に乗っかっている夜優の華奢な手を握る。

 俺とは違って小さくて柔らくて、綺麗で儚い。腕だって細くて、力を込めただけで折れてしまいそうに見えた。

 すー、すー……と、夜優の落ち着いた寝息が聞こえる。

 改めて夜優を見ると、ぎゅっと心臓が掴まれた気分に陥った。

「……っ、可愛すぎやろ。」

 気付けば、その小さな唇に自分のものを重ねていた。

 頬とは違った柔らかさが伝わってきて、もう一度……とキスを落とす。

 唇を重ねる度、もどかしさと優越と幸福に包まれる。そして、段々と欲深くなってくる。

 もっと触れたい、夜優を早く自分のものにしたい、自分のものだと言いたい。

 どうすれば俺は、夜優を守れる自信がつくんや……。どうすれば、どうしたら……。