キケンな冷徹関西男子は独占して溺愛して、どうしても手放したくないようで。

 薄暗い照明が広がっている部屋のやけに大きいベッドで、すやすやと可愛らしい様子で眠る夜優。

 もう……ほんまにかわええなぁ。

 愛しさから頬がだらしなく緩んで、静かに手を伸ばす。

 きめ細かくもちもちしている頬に触れると、夜優はくすぐったそうに少し身をよじった。

 その行動に更に愛しさが増して、どうしようもない衝動に駆られる。

 夜優のほうに体重をかけてから、いくつかのキスを落とした。

 一つ、二つ、三つ……数を重ねる度、鼓動が早くなるのを感じる。

 それと同時に、自分一人では抱えきれないほどに肥大した独占欲が顔を出した。

 何よりも可愛くて愛おしい夜優が、俺が選別したネグリジェを身に纏い、俺の部屋で、俺の目の前で無防備に眠りへ落ちている。

 視界に広がる事実が、狂おしいほどに独占欲を搔き立てた。

 泊まらせんの、ほんまに良かったんやろか。こんなん目の前にして、我慢できるわけないやろに。

 夜も更けてきて帰らせるのは危険やと判断したのは、ある意味間違っていたのかもしれへん。