独占してよ、俺のこと




❅*॰ॱ


*❅·̩͙




「あ、ねえ見てひまりん。大崎くん。やっぱめちゃくちゃイケメン」



教材を持って理科室への移動中、周りの声につれられつい顔をあげてしまった。


窓の下を見下ろす。


さっきの体育からの帰りであろう想介。
うちの学校の芋ジャージも想介が着ると一気に着こなしてる感が出るから不思議。


「うわぁ、橘さんと話してますね〜。ひまりん、わたしの想介に触らないで!って言わなくていーの?」


「あ、はは。それが、ね。想介は橘さんのことが好きらしいの」



あーあ。最悪。




口に出して言って、また自分自身でダメージを喰らったのが分かった。



「っえ……。ごめん、ひまりん……」


「ううん!全然いいの。わたしの気持ちの問題だけど、ちゃんと恋愛感情は持たないようにするから」