「ねえ、想介」
「なに、」
「……すき、」
「……、は?」
玄関で告白なんてムードの無さに見た人からは笑われるかもしれない。
きょとん、と信じられないといった瞳で見つめてくる想介。
ダークブラウンの髪がさらり、と揺れて。
「なん、で。だってお前がずっと友達でいようって……」
「……いまは、違うもん。橘さんが好きだってわかってるけど、わたしはどうしようもなく想介が好きなんだもん……!」
一思いに、言いたいこと全部言い切ってしまった。
「だけど、わたしは今こう思ってるけど、頑張って恋愛感情なくせるように頑張るから……、いままでどおり想介と……」



