独占してよ、俺のこと



「……あそ、」


そー言って瞳から光を失わせた想介。

これで、いいんだよね。


曖昧なこの関係にも終止符を打とう。


わたしと想介はこれから気まずくなるんだろう。
今までみたいに家族のように過ごせるわけがない。



「ひまり、」


「……なに、」

玄関で最後、とでもいうようにこっちを見てくる想介。

その瞳にどうしようもなく好きだと思ってしまうわたしはバカ。

思わず好きと言いそうになって目を逸らしてしまった。


「……なんも、ない」


「……、うん。ばいばい」


これでわたしは。


やっと君の他人になれるね。




❅*॰ॱ


*❅·̩͙




「ひまりー?ご飯だよー?」