独占してよ、俺のこと




「ねえ、お願いー。諦めるなんて言わないで。わたしはひまりんと大崎くんのカップリング大好きなんだから」



「えぇ?」


「ちょっと危ない男の雰囲気出してる大崎想介と、真面目な優等生の成田ひまりの幼なじみ関係。二次創作好きからしたらたまったもんじゃないよね、」


むふふ、と奇妙な笑い方をした友達のあやかちゃん


「そうなって、ほしかったけどね、」



現実だったらいいなぁ、とは思う。


けどね、あやかちゃん。

現実はそう上手くいかないみたいだよ。


いつのまにか2人の姿は消えていて。

わたしたちも歩き出した。


その先。

走って想介と橘さんが2人でこっちに向かってくる。