地味系オタク女子が学校一かっこいい生徒会長(推し)に溺愛されています。

女子が生徒会入りする確率がかなり低い。生徒会は、ファンクラブがある。なので、そのぐらいの顔面偏差値がないと生徒会には入れない。まぁ、今の私じゃ無理無理。

「ところで、歌い手好きなの〜?」
「うん。」
「自然隊の誰〜?」

自然隊とは雨君、雷(らい)君、雪君、風君の4人で構成されてる。その中の私は雨君推しだ。俺様っぽいところが惚れる。

「雨君。」
「僕は、風君。てか、中の人だけど」
「ふーん、、、え?中の人?」
「うん。中の人。」

今、普通に言ったよね?風君の中の人が修君ってことでいいのかな?本人が言ってるんだしそうか。

「ところで、雨君推しでしょ。」
「うん。」

オタク友達欲しいと思ってたんだけど。修君いるし、推しがいるし、色々いるし、大丈夫かな。

『今から入学式を始めます。一同起立 礼 着席』