無自覚な彼女はヴァンパイア様の溺愛に気づかない

「あぁ、そうだった。そうだった。」

彼は急に何か思い出したのかこちらに向き直る。

「今日は君に警告を言いに来たんだよ」

いったい何の呼び出しかと思えば警告?

「生徒会にあまり関わらない方がいいよ」

関わらない方がいい…?

生徒会の方々に?

「…勝手にしてもらって構わないよ。自分自身で責任はとってもらうけどね」

意味深に含む言い方。

それに、と付け足すように…。



彼は耳元でささやいてくる

「君は格好の餌になるよ」

彼の息遣いが耳に伝わる。

何故かぞくっとする。

本能が危険だって言ってる気がしてくる。

なんでかはわからないけど…。