自分はそれなりに上手く何事もこなせるタイプだと思っていた。でも、天馬ではそれが全然通用しなくて、通用するはずもなくて。
・・・・あいつにはしてもらってばっかで、あたしは何一つ返せていない。そんなあたしのせいで九条の評価まで下がって、評判も落ちる……なんて、本来あってはならない。
あいつは“九条財閥”を背負う人。
九条財閥の将来を担っていく……あたしはそんな偉大な人の足枷でしかないと悟った。
いや、悟るには遅すぎたくらい。
────── あたしは初めて自分の存在を心から“恥ずかしい”と思ってしまった。
「それ、柊弥の前で言ったらどうかしら」
この声は……うつ向いてた顔を上げると、あたしの視線の先には凛様と上杉先輩が居た。
「柊弥が居ない所でしかネチネチ言えないだなんて……ほんっっと無様よね、あなた達。そこの貧乏人より、あなた達の方がよっぽど貧相よ?心が。舞、貴女も貴女よ。何を項垂れているの?らしくないわね。胸を張っていつもみたいに堂々として居なさい。貴女はあの柊弥が自ら選んだサーバントなんだから」
凛様の言葉でハッとする。
あたしがあたしを否定してしまったら、あたしを選んでくれた九条を否定してまうことになる。
それは、そこに居る連中と同じことを言っているも同然になってしまう。
・・・・あいつにはしてもらってばっかで、あたしは何一つ返せていない。そんなあたしのせいで九条の評価まで下がって、評判も落ちる……なんて、本来あってはならない。
あいつは“九条財閥”を背負う人。
九条財閥の将来を担っていく……あたしはそんな偉大な人の足枷でしかないと悟った。
いや、悟るには遅すぎたくらい。
────── あたしは初めて自分の存在を心から“恥ずかしい”と思ってしまった。
「それ、柊弥の前で言ったらどうかしら」
この声は……うつ向いてた顔を上げると、あたしの視線の先には凛様と上杉先輩が居た。
「柊弥が居ない所でしかネチネチ言えないだなんて……ほんっっと無様よね、あなた達。そこの貧乏人より、あなた達の方がよっぽど貧相よ?心が。舞、貴女も貴女よ。何を項垂れているの?らしくないわね。胸を張っていつもみたいに堂々として居なさい。貴女はあの柊弥が自ら選んだサーバントなんだから」
凛様の言葉でハッとする。
あたしがあたしを否定してしまったら、あたしを選んでくれた九条を否定してまうことになる。
それは、そこに居る連中と同じことを言っているも同然になってしまう。



