「あたしは死なない!!絶対に!!あいつを残して死なないし、あいつの為に死ぬつもりもなければ、死にたくもないわ!!癪に障るっつーの!!意地でも死んでやらん!!だから……大丈夫。あいつもあたしも大丈夫。あたしがあいつを守るし、あいつがあたしを守ってくれる。あたしはっ……んん!?」
「おい、マジで黙れって。誰に口利いてんのか分かってんの?いい加減にしろ」
霧島さんに口を押さえられた上に、マジでブチギレされて、スゥーッと冷静になっていく。
クラッとして、ブッ倒れそうになるほど血の気が引いた。
ど、どうしよう……サーバントをクビになるどころか、国外追放……いや、殺させるわ。うん……ハハ。
「霧島……お前こそ誰のモンにそんなナメた口利いてんだ?いい加減にしとけよ。さっさと離れろ」
────── この声は……姿を確認するまでもない。
「おい、霧島。聞こえねーのか?離れろっつってんだよ。朝っぱらから無駄に声出させんなっつーの」
「申し訳ございません」
「下がってろ」
「承知致しました」
フワッと香る九条の匂い。
この匂いに安心するあたしも相当イカれてるわ。
そして、当たり前かのようにあたしの隣で立ち止まった九条。
九条があたしの隣にいる……それだけで凄く心強い。
「おい、マジで黙れって。誰に口利いてんのか分かってんの?いい加減にしろ」
霧島さんに口を押さえられた上に、マジでブチギレされて、スゥーッと冷静になっていく。
クラッとして、ブッ倒れそうになるほど血の気が引いた。
ど、どうしよう……サーバントをクビになるどころか、国外追放……いや、殺させるわ。うん……ハハ。
「霧島……お前こそ誰のモンにそんなナメた口利いてんだ?いい加減にしとけよ。さっさと離れろ」
────── この声は……姿を確認するまでもない。
「おい、霧島。聞こえねーのか?離れろっつってんだよ。朝っぱらから無駄に声出させんなっつーの」
「申し訳ございません」
「下がってろ」
「承知致しました」
フワッと香る九条の匂い。
この匂いに安心するあたしも相当イカれてるわ。
そして、当たり前かのようにあたしの隣で立ち止まった九条。
九条があたしの隣にいる……それだけで凄く心強い。



