俺様御曹司は逃がさない

「だからっ!!これはっ!!部屋着!!仕方ないでしょ!!外出る予定で着てるわけじゃないんだから!!悪かったわね!!可もなく不可もない乳で!!巨乳好きのあんたにはあたしの乳の良さなんざ分からないだろうね!!短パンに関しては!!もう!!言うことはないわ!!」

「…………」

「……いや、なんで黙ってんのよ」


無言でピクリとも動かなくなった九条。


────── 死んだ?

え、死んだ?

死んだの!?

犯人は……誰だっっ!?って、あたししか居ねえーー!!!!


「あっ、えっ、あっ……え!?くっ、九条!?……って、うぎゃっ!?」


すると、いきなりガバッと覆い被さってきた九条。そして、布団の中に引きずり込まれた。


「ククッ。“あれ!?九条死んじゃった!?”とか思っただろ、お前。ほんっと分っかりやすいよね~。低能すぎてむしろ可愛くなってきたわ~」

「あーーもうっ!!マジでうざい!!あんた以上にうざい生物はこの世に存在しないだろうって自信を持って言えるくらい死ぬほどうざい!!」

「ははっ。奇遇だね~。俺もそれ思ってたわー」

「もういいっ!!離せ!!退け!!あんたは床で寝ろ!!」