「それにしてもあんのクソ孫……ワシの話をしとらんとは呆れるわ」
「は、はあ……」
「七瀬 舞……おぬしの存在を柊弥に教えてやったのはこのワシだ」
「は、はあ……って、はあ!?」
いや、待って。なんで!?意味分かんない!!
でも、これで辻褄が合っていく。
確か九条と初めて会った時、ジジイがなんちゃらって言ってたし、おじいちゃんは公園で『おぬし、孫の嫁に来い』的なこと言ってたしな。
全てが繋がっていく。
だいたい、九条がなんの伝もなくあたしみたいな一般庶民を訪ねて来るはずがないもん。
“余計なことしやがったなぁーー!!”とは言えないほど、ルームミラー越しにチラつく長谷川さんの鋭い眼光が怖い。
「まぁいい。柊弥も随分と気に入ったようだしな」
「……ハハハ」
「期待しておるぞ、小娘」
「いや、何をっ……」
長谷川さんの目が……目がぁぁ!!
「ハハハ……ハイ。お任せください……?」
「丁度良い。母屋にちょっくら顔を出せ」
「はい…………はい!?」
いやいや、待ってちょうだい!!
母屋には近付くなって九条に言われてるんですけど……。
未だにお父さんと折り合いが悪いみたい。理由は誰も教えてくれないけど。
「は、はあ……」
「七瀬 舞……おぬしの存在を柊弥に教えてやったのはこのワシだ」
「は、はあ……って、はあ!?」
いや、待って。なんで!?意味分かんない!!
でも、これで辻褄が合っていく。
確か九条と初めて会った時、ジジイがなんちゃらって言ってたし、おじいちゃんは公園で『おぬし、孫の嫁に来い』的なこと言ってたしな。
全てが繋がっていく。
だいたい、九条がなんの伝もなくあたしみたいな一般庶民を訪ねて来るはずがないもん。
“余計なことしやがったなぁーー!!”とは言えないほど、ルームミラー越しにチラつく長谷川さんの鋭い眼光が怖い。
「まぁいい。柊弥も随分と気に入ったようだしな」
「……ハハハ」
「期待しておるぞ、小娘」
「いや、何をっ……」
長谷川さんの目が……目がぁぁ!!
「ハハハ……ハイ。お任せください……?」
「丁度良い。母屋にちょっくら顔を出せ」
「はい…………はい!?」
いやいや、待ってちょうだい!!
母屋には近付くなって九条に言われてるんですけど……。
未だにお父さんと折り合いが悪いみたい。理由は誰も教えてくれないけど。



