「もう二度とあんなことしないで。あたし達は“おともだち”なんだから」
「…………は?お前と“おともだち”とやらになった覚えはないっつーの」
「あたしだってあんたと“おともだち”なんて嫌よ。でも、そういう設定にした方がいい時もあるよね~って話ね。あんた達にとっては普通でも、あたし達にとっては非現実的なことだってあんの」
「あーー、はいはい。分かった分かった~。……で、大丈夫なわけ?」
「は?何が?」
「だからぁ、しんどくねーの?って聞いてんだよ」
・・・・九条って意外と……絶妙に優しかったりする時が、何百時間に1回くらいはあるよね。
ていうか、改めて大丈夫か?と聞かれると、死ぬほど恥ずかしいからやめて欲しいんだけど。
「あ、うん」
次はあたしが九条から顔を逸らして、何とか平常心を取り戻そうとブツブツ呪文を唱える。あ、もちろん心の中でね?
すると、コンコンッとドアが鳴った。
「柊弥、舞ちゃん。大丈夫か?」
この声は蓮様。
「ちょっ、こらっ、凛!!」
バンッ!!と部屋のドアが開いて、ドスンッドスンッと凛様が九条を差し置いてあたしの目の前まで来た。
「ここで何をしようとしていたのかしら?ド庶民でド貧乏人の七瀬 舞」
「…………は?お前と“おともだち”とやらになった覚えはないっつーの」
「あたしだってあんたと“おともだち”なんて嫌よ。でも、そういう設定にした方がいい時もあるよね~って話ね。あんた達にとっては普通でも、あたし達にとっては非現実的なことだってあんの」
「あーー、はいはい。分かった分かった~。……で、大丈夫なわけ?」
「は?何が?」
「だからぁ、しんどくねーの?って聞いてんだよ」
・・・・九条って意外と……絶妙に優しかったりする時が、何百時間に1回くらいはあるよね。
ていうか、改めて大丈夫か?と聞かれると、死ぬほど恥ずかしいからやめて欲しいんだけど。
「あ、うん」
次はあたしが九条から顔を逸らして、何とか平常心を取り戻そうとブツブツ呪文を唱える。あ、もちろん心の中でね?
すると、コンコンッとドアが鳴った。
「柊弥、舞ちゃん。大丈夫か?」
この声は蓮様。
「ちょっ、こらっ、凛!!」
バンッ!!と部屋のドアが開いて、ドスンッドスンッと凛様が九条を差し置いてあたしの目の前まで来た。
「ここで何をしようとしていたのかしら?ド庶民でド貧乏人の七瀬 舞」



