「ごめんなさいね?あの子が何かに執着することなんて一度も無かったから、母親としてはちょっと嬉しかったりしてたの。あなたからしてみれば、とっても迷惑な話よね」
はい、迷惑です。
なーーんて言えないよなぁ……。
「……い、いえ。そんなことは」
今、自分にできる精一杯の笑みを浮かべてみた。
「あなた、嘘が下手ね。でも、決して悪いことじゃないのよ?顔に出やすいって良し悪しだけど、私は嫌いじゃないわ」
「……ハハハ、ありがとう……ございます」
「ねえ、舞ちゃん」
「あ、はい」
「少し私に付き合ってくれない?」
「……は、はい」
九条のお母さんに付いて行くと、ちょっとした建物に連れて来られた。
「茶室よ」
「は、はあ……」
茶をする為だけの建物ということですか……。ていうか、お茶の礼儀作法とか1ミリも知らないんだけど、どうすればいいわけ!?
「フフッ。大丈夫よ?そんな身構えなくても。リラックス、リラックス~」
「……ははは」
九条のお母さんが茶をたてている間、自分の中にある茶の知識を開示してみた。
まずは正座で待機、茶を出されたらぁ……片手で持って、もう片方の手のひらに乗せて……2回くらいクルクル回して、2口くらいで飲みきるんだっけ?あれ、一気だっけ?いや、そもそもクルクル回すのってどっちに回すとかあるのかな?というか、片手で湯飲み持っていいの?
はい、迷惑です。
なーーんて言えないよなぁ……。
「……い、いえ。そんなことは」
今、自分にできる精一杯の笑みを浮かべてみた。
「あなた、嘘が下手ね。でも、決して悪いことじゃないのよ?顔に出やすいって良し悪しだけど、私は嫌いじゃないわ」
「……ハハハ、ありがとう……ございます」
「ねえ、舞ちゃん」
「あ、はい」
「少し私に付き合ってくれない?」
「……は、はい」
九条のお母さんに付いて行くと、ちょっとした建物に連れて来られた。
「茶室よ」
「は、はあ……」
茶をする為だけの建物ということですか……。ていうか、お茶の礼儀作法とか1ミリも知らないんだけど、どうすればいいわけ!?
「フフッ。大丈夫よ?そんな身構えなくても。リラックス、リラックス~」
「……ははは」
九条のお母さんが茶をたてている間、自分の中にある茶の知識を開示してみた。
まずは正座で待機、茶を出されたらぁ……片手で持って、もう片方の手のひらに乗せて……2回くらいクルクル回して、2口くらいで飲みきるんだっけ?あれ、一気だっけ?いや、そもそもクルクル回すのってどっちに回すとかあるのかな?というか、片手で湯飲み持っていいの?



