なんと言いますか万人受けはしないだろうけど、万人に見てもらいたい物語になりましたね。
結末がどうなるか正直、理人も本当に分からなかったです。
途中から無理に型にはめようとするほうがたぶん無理だな詰むわってなったので、なるべく作者として中立を守っていたつもりではあります。
それこそ律の性格も、今までにない女の子だったので書いていて新鮮でした。
ぶっきらぼうだけど優しくて、不器用だけど一生懸命で、好きな子のためを第一に考える。
ただ内心では常に自分自身に対して叱っているようなストイックさも持っている。
そんな律という子が理人は純粋に好きです。
これだけは読者様に言っておきたいのですが、作中に出てきた表現に差別的な意味合いを感じてしまった読者様が万が一いましたら、
決して差別として理人が置いているわけでないことだけはご理解くださると嬉しいです。
ってくらいには難しい物語でした。
ただもちろん、性別も壁も超えた“純愛”にしてやったと自信は持っています。
そして少しでも誰かの心を救える物語になってくれたらと願いだけは込めています。
『学校イチ人気者なアイドルに恋する私。を、なぜかそのお兄さんが愛してくるんだが。』
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
◇理人◆