「どこ行ってんの真琴……っ」
警察にはまだ連絡していないが、家族総出で和泉家も探し回っていると。
メールも電話も一切ナシ。
おかしな点は思いつく限りなく、今朝もいつも通りだった。
私に挨拶をしてくれて、学校でも普通に話した。
ただ……私たちの変わってしまった関係に真琴のほうがまだ追いつけていないことは、常々と感じていた。
『りっちゃん、ごめんね……ごめんなさい』
今日も彼女の夢を見た。
泣きながら謝って、ごめんなさいごめんなさいって、私に何度も何度も。
ごめんは、私でしょ。
ごめん、は、………私じゃん。
「はっ、はあ…っ、藍先輩……!」
「律…!なにか連絡はあった?」
「ないです、他にも心当たりあるとこ探してきます…!」
「ちょ、俺も…!」
「藍先輩はもう1回家のほうお願いします……!!」



