藍side
「俺エビ焼きのほうが好きかも」
「…私もどちらかと言うと」
「またやろーね」
律ちゃんのお母さんの失態には驚かされたけど、たこ焼きより中に入っているときのワクワク感が大きかった。
まあ俺としてはたこ焼きだとしてもエビ焼きだとしても真剣に作るきみを見られただけで満足ってのが本音なんだけど。
お腹いっぱいになって食休みしていると、律ちゃんが俺に「真琴に返しておいて欲しいマンガがある」とか言うから。
俺も一緒に彼女の部屋に向かって今。
「これと…これ。あ、これもです」
自分で返せばいーのに。
そこまでして離れる意味はあるの?
それがきみが新しく作った“りっちゃん”なのだとしたら。
そんなもの作らなくていいから、前みたいに笑ってよって俺は思う。
律も真琴も、両方だよ。
「俺エビ焼きのほうが好きかも」
「…私もどちらかと言うと」
「またやろーね」
律ちゃんのお母さんの失態には驚かされたけど、たこ焼きより中に入っているときのワクワク感が大きかった。
まあ俺としてはたこ焼きだとしてもエビ焼きだとしても真剣に作るきみを見られただけで満足ってのが本音なんだけど。
お腹いっぱいになって食休みしていると、律ちゃんが俺に「真琴に返しておいて欲しいマンガがある」とか言うから。
俺も一緒に彼女の部屋に向かって今。
「これと…これ。あ、これもです」
自分で返せばいーのに。
そこまでして離れる意味はあるの?
それがきみが新しく作った“りっちゃん”なのだとしたら。
そんなもの作らなくていいから、前みたいに笑ってよって俺は思う。
律も真琴も、両方だよ。



