どれほど歩いたのか、足の感覚がなくなり始めた頃、地下水道は運河の川面に辿り着いた。
ようやく地上に出られたというのに、外はすでに日が落ちかけていた。
「ここまで来れば安全だ。しばらくは城外で隠れているように」
「雲朔は?」
「僕は宮廷に戻る。やらなきゃいけないことがまだ残っているんだ」
「駄目よ、そんなの! 危険すぎるわ!」
「万が一のために、華蓮が生き延びるために必要なことなんだ。それに、僕は皇子だから。僕だって男だ、ここで逃げるわけにはいかない」
雲朔の決意は固いようで、私の説得に耳を傾けるようには思えなかった。それでも、私は引き下がらなかった。
「嫌よ、絶対に行っては駄目! 私と結婚するって約束したでしょう?」
涙目になりながら雲朔の腕を掴み引きとめる私に、雲朔は困ったような笑顔を向けた。
「約束するよ、絶対に迎えに行くから。どこにいても、僕が華蓮を見つけるよ」
「でも……」
ようやく地上に出られたというのに、外はすでに日が落ちかけていた。
「ここまで来れば安全だ。しばらくは城外で隠れているように」
「雲朔は?」
「僕は宮廷に戻る。やらなきゃいけないことがまだ残っているんだ」
「駄目よ、そんなの! 危険すぎるわ!」
「万が一のために、華蓮が生き延びるために必要なことなんだ。それに、僕は皇子だから。僕だって男だ、ここで逃げるわけにはいかない」
雲朔の決意は固いようで、私の説得に耳を傾けるようには思えなかった。それでも、私は引き下がらなかった。
「嫌よ、絶対に行っては駄目! 私と結婚するって約束したでしょう?」
涙目になりながら雲朔の腕を掴み引きとめる私に、雲朔は困ったような笑顔を向けた。
「約束するよ、絶対に迎えに行くから。どこにいても、僕が華蓮を見つけるよ」
「でも……」



