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雲朔のためになにか手伝えることはないかと祈祷や占術に一縷の望みをかけようと思った私。
郭解に案内されたのは、特別な廟堂だった。
朱色の柱に、金色(こんじき)の屋根瓦。上座には龍や鳳凰の置物が鎮座し、香炉の煙が舞い上がっていた。八十畳ほどの部屋には、様々な物が置かれている。
四隅に龍の置物が配置されている渾天儀や、大きな亀の甲羅の置物、筮竹(ぜいちく)など、どうやって使えばいいのか検討もつかないものだらけだった。
「娘々、どうぞご自由にお使いくださいませ」
郭解が慇懃(いんぎん)に礼をしてその場を立ち去ろうとする。
「え、ちょっと待って。使い方を教えて」
「わたくしは後宮の局丞でございます。占術の使い方は専門外ですよ。それに、この廟堂は特別な御方しか入場が許可されておりません。わたくしは案内まで、失礼致します」
お役御免、といいたげにさっさと部屋から出て行ってしまった。
雲朔のためになにか手伝えることはないかと祈祷や占術に一縷の望みをかけようと思った私。
郭解に案内されたのは、特別な廟堂だった。
朱色の柱に、金色(こんじき)の屋根瓦。上座には龍や鳳凰の置物が鎮座し、香炉の煙が舞い上がっていた。八十畳ほどの部屋には、様々な物が置かれている。
四隅に龍の置物が配置されている渾天儀や、大きな亀の甲羅の置物、筮竹(ぜいちく)など、どうやって使えばいいのか検討もつかないものだらけだった。
「娘々、どうぞご自由にお使いくださいませ」
郭解が慇懃(いんぎん)に礼をしてその場を立ち去ろうとする。
「え、ちょっと待って。使い方を教えて」
「わたくしは後宮の局丞でございます。占術の使い方は専門外ですよ。それに、この廟堂は特別な御方しか入場が許可されておりません。わたくしは案内まで、失礼致します」
お役御免、といいたげにさっさと部屋から出て行ってしまった。



