亘々は気まずそうに肩をすくませて言った。良い考えだと思ったのに、一笑に伏せられたので自分の考えに自信がなくなったようだ。
「確かにこの規模は必要ないでしょうね。ただ後宮をなくしても娘々がお住みになるところを外廷に作ったら、そこが後宮になるでしょう」
「どういうことですか?」
私が問うと、郭解は私たちの前を歩きながら答えた。
「外廷には男たちがたくさんいます。そんな危険な場所を大人数の付き添いなしに歩くことはできません。結局、娘々を守るための広大な土地が必要になるでしょう」
「なるほど、安易に引っ越すと余計な国費がかかるということですね」
私の返事に郭解は大きく頷いた。
「そうです。それに戦などから守る意味もあります。簒奪帝はそれを悪用し、後宮妃や女官もろとも皆殺しにしましたが、普通は敵であろうとも、女子供を殺そうとする非道な奴はそういません」
「確かにこの規模は必要ないでしょうね。ただ後宮をなくしても娘々がお住みになるところを外廷に作ったら、そこが後宮になるでしょう」
「どういうことですか?」
私が問うと、郭解は私たちの前を歩きながら答えた。
「外廷には男たちがたくさんいます。そんな危険な場所を大人数の付き添いなしに歩くことはできません。結局、娘々を守るための広大な土地が必要になるでしょう」
「なるほど、安易に引っ越すと余計な国費がかかるということですね」
私の返事に郭解は大きく頷いた。
「そうです。それに戦などから守る意味もあります。簒奪帝はそれを悪用し、後宮妃や女官もろとも皆殺しにしましたが、普通は敵であろうとも、女子供を殺そうとする非道な奴はそういません」



