「おお〜、格好いいじゃん!蓮夜は選ばれたヒーローだもんね」
「うん!これでオレはファイバーレッドになってダークマンを倒すんだっ」
「…あっ!蓮夜!そこにダークマン発見っ、助けてファイバーレッド~!」
私が向けた人差し指の先、白衣をまとった無愛想なダークマン。
「…は?」と本人は相変わらずの反応だったが、それさえダークマンの特徴だと無理やり繋げて茶番続行。
「きゃーー!ダークマンが私を襲ってくる~!」
「おい、」
いーから続けろっての。
てか、察してよいい加減。
なんで私がここまで自分から動いてまで、あなたの腕を自分の首にわざとらしく巻き付けないといけないの。
「出たなダークマン!この星を悲しみで埋め尽くすヤツをオレはゆるさないっ!いくぞっ、変身っ!!」
チャキーン!と響いた変身音。
セリフも動きも本物そっくりに真似て、小さなヒーローはダークマンに立ち向かう。



