「ご、ごめん、そーいうつもりじゃなくて。ちょっと……ふざけすぎた。ゴメンナサイ」
「いいや、悪いのは僕だ。医者が感情的になったって仕方ないのに……、ごめん、驚かせちゃったね」
ただ、と。
ぜったいに訂正させたい部分があったから、彼はこうして2人きりの場所を設けたらしい。
「自分の身体を粗末に扱ったり、自分のことを可哀想だなんて言ってはいけない。…慰めるも、僕たちはそんなことがしたくて医者になっているわけじゃないんだ」
「……じょーだん、だよ」
わかってるよ。
そんなの、わかってるんだって。
だから病気の症状だとでも思ってよ。
本気に受け取る必要なんかないから、これからはサラッと聞き流してくれればいい。
「そういうことがしたいなら、素直にそう言えばいい。恥ずかしいことでも笑われるようなことでもなければ、それは当たり前のことなんだ」
「……いや、ぜったい私のイメージ堕落したよね」



