「理人くんのオムライスがこの世の料理でいちばんすき!!」

「あはは、本当おおげさだね。でも嬉しいよ、ありがとう」


ポンポンと頭を撫でた。


……付き合ってるのか。


今更ながら自覚し始めた。だって、こんな天使と俺がだぞ??


ありえないけど、現実なんだよなぁ……。


興奮して息を切らしそうなのを我慢し、どうにか正気を保つ。


いや、待て。付き合っているということは、もう何をしてもいいということでは……?



ふと、それを考えた瞬間嫌な妄想が走った。


さすがにまだ良くない。約束もあるんだし。