・ ・ 会議室にて····· 「どうする?」 「そりゃあやるっすよ!」 「やりましょう!」 幹部達は桃子の誕生日祝いのことに関して話をしていた。 あの書類に書いてあった桃子の誕生日まであと一週間。 しかし桃子は最近、何かに怯えている様子だった。 ここに来たときも、最初に会ったあの檻の中にいたときも、怯えた様子は一切見せなかった桃子。 それなのに最近様子が明らかにおかしい。