❀ たまに誰かわからない、男の人が出てくる夢を見ることがあった。 その男の人は喋らないし、顔もぼやけて見えなかった。 ただ手を繋いだり、頭を撫でたりしてくれるだけ。 その手が大きくて、暖かくて、好きだった。 それでなぜかその人のことが気になって気になって、好きな人もできなかった。 でも·····その理由が今わかった。 もうすでに、私は恋をしていたんだ。