旗をふれ!

青春・友情

梅桜楓/著
旗をふれ!
作品番号
1712361
最終更新
2023/12/10
総文字数
23,263
ページ数
19ページ
ステータス
完結
PV数
280
いいね数
0


体育祭で応援団長になる。

それが、私の夢。

応援団は、私の憧れ。



◇─◇─◇─◇─◇─◇─◇─◇─



「女子に団長なんて無理だろ」




誰もが認める絶対的リーダー 

紅組団長

一ノ瀬 拓海
(Ichinose Takumi)



×



「女子だって、カッコよくなりたい時があるんだよ」



恥ずかしがり屋で引っ込み思案な

白組団長

吉川 楓 
(Yoshikawa Kaede)



◇─◇─◇─◇─◇─◇─◇─◇─



真逆な二人が、体育祭で闘志を燃やす。





「吉川さん見てるとさ、守ってあげたくなるんだよね」


「守ってほしいんじゃ、ないの」
「私は、戦いたいたいの。だってそっちの方が……」




__かっこいいから。




勝敗を分かつ、応援合戦、対抗リレー……

優勝旗を手にするのはどちらのチームか。



君の応援で、前に進める。



さあ、

『旗をふれ!』




あらすじ
 引っ込み思案で恥ずかしがり屋の吉川楓は、一年生の時から憧れていた応援団に入り、勇気を出して白組の応援団長に立候補する。ライバルである紅組団長、一ノ瀬拓海に「女子に団長なんて無理だろ」と言われても、憧れの「かっこいい応援団」を目指し、体育祭本番で奔走する。トラブル続きの体育祭。その中で急成長していく楓に、誰もがエールを送りたくなる、青春の物語。

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