恋と、涙と、先輩と

これがどれだけつらいことか。


わたしはそう訴えかけた。


「…わたしは、みんなから仲間外れにされて悲しかった。だからこそ、同じ思いをする人をつくりたくないし、わたしはこれまで同様にみんなと仲よくなりたいと思ってる」

「みくりっ…」


これまでわたしの中で大きな存在だったあっくんが今は小さく見える。


「そうね、藍原さんの言うとおり。だれか1人を仲間外れにしていたというのは、生徒会としても見過ごすことはできないわ」


クラスのみんなは竹内先輩と羽賀先輩に諭され、ようやく自分たちの態度が人を傷つけていたことに気づいて反省してくれた。


「…みくりちゃん、ごめんね」


そのおかげで、わたしは再びクラスの輪の中へ戻ることができた。

あっくんもかなり好感度は下げてしまったが、ハブられるようなことはなかった。