わたしは覚悟を決め、つばをごくりと呑み込む。
「わ…わたし、あっくんのことが好きなの…!」
…言った。
言えた…!
あっくんにわたしの気持ち、直接伝えられた…!
ものすごく緊張したけど、これまでのどにつっかえていたなにかが取れたようにスッキリとした。
だって、本当はずっとこう言いたかったから。
「だから、わたしと付き合ってほし――」
「ごめん」
静かな教室に響いたあっくんの声。
わたしは一瞬、その意味がわからなくて固まってしまった。
だって、あっくんから発せられた言葉は――『ごめん』。
…どうして?
わたしたちって…両想いなんだよね?
「ごめん。みくりとは付き合えない」
「…え……」
「そもそもみくりのこと、…幼なじみ以外に思ったことがない」
「わ…わたし、あっくんのことが好きなの…!」
…言った。
言えた…!
あっくんにわたしの気持ち、直接伝えられた…!
ものすごく緊張したけど、これまでのどにつっかえていたなにかが取れたようにスッキリとした。
だって、本当はずっとこう言いたかったから。
「だから、わたしと付き合ってほし――」
「ごめん」
静かな教室に響いたあっくんの声。
わたしは一瞬、その意味がわからなくて固まってしまった。
だって、あっくんから発せられた言葉は――『ごめん』。
…どうして?
わたしたちって…両想いなんだよね?
「ごめん。みくりとは付き合えない」
「…え……」
「そもそもみくりのこと、…幼なじみ以外に思ったことがない」



