...まぁ、最悪と言ってもいい月曜日を迎えた後は。
覚悟を決めたといえど、やっぱり疲れがたまっているわけでして...

「…さん…?…月野さん?」
「んぁ...?」

4時間目の授業は、これまた眠くなる電気を消しての授業。
個人が特定されるため中々多くは言えないが、特別教室での授業中に私は眠気と戦っていた。

先生が来るたび、頭を振って眠気を飛ばすが、先生が去った瞬間、また頭が机につく。
そんな私をずっと見ていた先生が、私に話しかけた。

「…寝てていいですよ、お疲れでしょうから」

器具は触りました?そう続けて聞かれた私は、頷いてありがたく寝かせてもらう。
後で聞いたら、グループの皆はドン引きしていたらしい。