最強総長は虐げられた姫が可愛くて仕方ないらしい。





その彼がたくさんの得点を決めいて、その実力はうちのクラスの男子全員でも太刀打ちできていないほど。



すごいなぁ、と他人事のようにみていると、朝光くんの姿が頭によぎった。


昨日、用事があると言ったっきり帰ってきていない朝光くん。


学校にもまだ来てないみたい。


思い出してみれば、朝光くんって欠席が多かったり遅刻をよくしていたり。


やっぱり総長っていう立場は忙しいんだろうか。



「すみませーん、遅れました。お願いします」



ぼーっと考えていると、聞き覚えのある声が聞こえた。


声の方を見るとそこにはさっきまで頭の中にいた朝光くん。



先生に挨拶をして男子コートに向かっているのが見えた。