そうやって、くしゃっと顔を歪めて笑うところだって全部、全部愛おしくてたまらない。
気づいたら抱きしめる腕に力を込めていて、そんな私にビックリした朝光くん。
「咲良、」
「クラスの子たちが朝光くんがホテルに誘っても来なくなったって言ってて……。私って朝光くんにとってそんなに魅力、ない、ですか……、?」
気になっていたことを全部吐き出して。
途中からものすごく恥ずかしいことを言っていることに気づいて、敬語になってしまった。
カアアと熱くなる頬。
「忘れて!」と言おうとしたとき、
「んなわけないでしょ。俺いっつも咲良に興奮してる。けど、傷つけたくないから触れないだけ」
「っ、!」
桜がピンクだけだからじゃないと思う。
朝光くんが少しだけ頬を赤らめた気がした。



