「その顔、もっと見せて」
朝光くんがくれたドレスの中に、手が入れられた。
思ったように動かせないのが気に入らないのか、舌打ちをしながら乱暴に手が動かされた。
ビリ、と音がして肩の辺りが破けたことが分かる。
「っや、」
せっかく朝光くんがくれたドレスなのに……、
声を出そうとしても男の手に遮られて出てくるのは虫の鳴き声のような、かよわい声だけ。
どんどん侵食されていくような感覚が気持ち悪くて、悔しくて、足と手をできるかぎりバタつかせる。
「おっと、暴れんなよ?」
男の1人にそう言われて、より強く押さえつけられた。
さっきとは格段に違う痛みの強さは、骨が折れるんじゃないかと思ってしまうほど。
「っ、いた、」



