「っ、どう、いうこと……?弘樹くん、この人たちと繋がってるの?」
「うん。今どきお金払えば適当なヤツらはこのくらいしてくれるからね。こいつらもその類」
……つまり、私が抵抗できないようにこの人たちをお金で買った、と。
私の気持ちをお金で動かそうとしているところにやるせなさを感じる。
けれどその気持ちは男たちの手で塞がれているからぶつけることができなくて。
「はは、咲良。もっかい言うね?俺と付き合って」
「……やだ、」
「見て分かるだろ。咲良に拒否権なんかないんだよ。ここの男たち、俺の命令しだいでどうにでもなる。ほら、早く」
乱暴な言い方。
酷く昏い目。
全てが私に悲しみを与えてくる。
弘樹くん。私、ものじゃないんだよ?



